できるだけがんばらないひとりたび

団地で暮らす旅好きミニマリスト・田村美葉(みは)

海外旅行の貴重品管理、「財布は持たない」という選択にサコッシュがおすすめ

海外旅行での現地通貨の管理は、日本で利用しているお財布とは別のものを利用したほうが捗ります。では、どんなものを用意するかですが、私は「財布は持たず、小さいカバンに直接イン」しています。そうなった過程とおすすめバッグ「サコッシュ」の使い方をまとめます。

 

貴重品をコンパクトに、カバンから取り出しやすく収納する→悪意のある人に「取ってください」と言わんばかり

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市販の「海外旅行用のおすすめ財布」だったり、「おすすめポーチ」と言われるものは、

  • パスポート
  • クレジットカード
  • 現地通貨 

この3点がコンパクトにまとまって、取り出しやすく収納できるタイプが多いです。

しかし……「コンパクトにまとまって、取り出しやすい」というのは、スリの人にとっても実に好都合なわけです。ポケットを探られて、すっと持って行かれたら終わりです。

特に、現地で「自力で電車やバスに乗って頻繁に移動する」ひとは、ご注意ください。いちいち駅の改札やバスに乗る時に、「貴重品の一切合切が入った財布まるごと」を取り出すのは、ドキドキします(経験済み)。そういう場所にかぎって、スリのみなさんが活発に行動してます。

 

もし使うなら、 

  • 必ずチェーンやカラビナでカバンなどにひっかけておくこと
  • 「収納したカバン自体も持って行かれない」「常に目をかける」必要あり。ショルダーバッグを斜めがけにする、リュックサックなら電車内や人ごみでは必ず前に持つ、など。

というような用心が必要です。 

セキュリティポーチ、ホテルのセキュリティボックス……分散させると、単純に忘れます

NH 多機能セキュリティポーチ 旅行貴重品収納 パスポートカード貴重品入れ多機能マネーベルト収納

では、やっぱり分散して管理すればいいかというと、これ、必ず忘れます

あちこちに大事なものを隠して出てこなくなるパターンです。

セキュリティボックスの恐ろしいところは、盗まれるという心配よりも「パスポートを入れたまま忘れて空港まで来てしまった」というパターンです。ものすごくやりそうで怖い。

 

おすすめは、「薄くて軽いバッグ=サコッシュ」に直接イン

そこで、盗られたりなくしたりしがちな財布を持つのはもうやめて、薄くて軽いバッグに全部直接インしてしまうことにしました。

これがその「サコッシュ」です。財布を持たない、というか、財布がでかくなった、という見方もあります。

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使用頻度の高いものと、そうでもないものを分けて管理します

財布ではなくバッグを使う最大のメリットは、使用頻度の高いものとそうでもないものを分けて管理ができることです。

改札の前でいちいちパスポートが入ってる財布を取り出したりして、スリのみなさんに見せびらかさなくてよいのです。

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外側ポケットに硬貨とカード

外側のポケットには、使用頻度の高いものを入れます。万一盗られても大丈夫な額&クレカだけ※、がおすすめです。

  • クレジットカード
  • 現地の通貨(最小限)

※クレジットカードは、万一盗まれてもすぐ利用を止めることが可能ですし、万一不正利用されても保険がついています。現金を持ち歩くより気軽に使えるのがカードなのです。

内側ポケットにパスポートその他

内側のポケットには、使う頻度は少ないけど重要なものを入れます。

  • パスポート
  • 現地の通貨(残り)
  • 「eチケット控え」、ホテルの予約控え
  • モバイルバッテリー、カメラレンズなど
  • 予備のクレジットカード、日本の通貨など

さらにスマホ専用ポケットのあるものが良い

さらに、出したり入れたりする頻度の非常に高いスマホは、専用ポケットがあると良いです。

私の買ったものだと、身体の内側にオープンポケットが2つあったので、そこにメモ帳やスマホを入れました。外側についてるオープンポケットは使い道がありませんが、内側ならそこそこ安心です。

 

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これらの条件を満たしているのがこちら。

サコッシュ以外でお探しならこちら。

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貴重品以外のものをつっこむトートバッグはこちらを愛用中。

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交通系ICカードカラビナで引っ掛けるとより便利

交通系ICカードは現地についたら必ずゲットしたほうがいいです(あるいは、旅行者向けの乗り放題パスがお得な場合も)。何度も書きますが、スリの皆さんのホームである駅の雑踏で、いちいち紙幣やらカードを出さなくてすむからです。

そして、カードは使用頻度が超高いので、バッグにしまいこまずにカラビナでひっかけておくのがよいでしょう。いちいちしまいこむ動作が入ると面倒になって服のポケットとかに入れちゃう→忘れる、なくす。というパターンが考えられます。

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現在のところのおすすめナンバーワンパスケースはこちら。
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常に斜めがけして前で持とう

海外のスリ体験談で多いパターンは、

  • 斜めがけしていないトートバッグ、ハンドバッグを丸ごとひったくられる(バイクや自転車などでそのまま走っていく)
  • リュックや斜めがけショルダーバッグをカッターで切って財布だけとられる
  • リュックや斜めがけショルダーバッグをいつのまにか開けられて財布だけとられる

といったあたりです。

「斜めがけする」「前で持つ」を徹底することで、大部分が防げます。

斜めがけせず、かっこよく肩から無造作にかけたりとか、後ろにまわしたりすると、台無しなので気をつけてください。

大前提としては、「なるべく大事なものは少なくしておく」こと

管理しなければならない貴重品は、少なければ少ないほどいいです。そうすると、「財布、いらないな〜」っていう感じになると思うので、ぜひやってみてください。

  • 大金をわけて管理するぐらいなら、少額ずつ両替/キャッシングしたほうがいい
  • 現金よりクレジットカード(大事なことなので2度言いました)
  • ブランド財布とかブランド時計とか持っていかない ※国外持ち出しに税関申請が必要な場合もありますよ

 

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presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0