旅行にはα7を持っていくのですが、帰ってきてからパソコンを出してSSDに取り込み、さらにクラウドにバックアップをとる手順が面倒すぎて、どうしようかなと思っていたところ、スマホ用のFlickrアプリが進化して使いやすくなっていたので紹介します。
Flickrアプリの「自動アップロード」が便利
Flickrアプリには「自動アップロード」の機能があり、カメラロールに保存した写真・動画を何もしなくても勝手に全てFlickrにアップロードしてくれます。
機能はかなりシンプルで、WiFiのみでアップロードするか、モバイル通信中もアップロードするかの2択だけ。
アップロードが進行しているときは、左上のマークがくるくる動き、今何枚アップロードできたかを表示します。
画像は全て「プライベート」で非公開の状態でアップされます。
カメラロールに保存した全ての写真が対象なので、スマホで撮ったものも、一眼カメラで撮ってスマホに転送したものも、全て一緒にアップしてくれるのが便利です。
Flickrアプリの「カメラロール」が便利
以前のFlickrでは撮った写真を時系列順に追うのが結構難しかったのですが、「カメラロール」表示になってこれもかなり便利になりました。
「撮った日付順」に並んでいるカメラロール。
右側のメモリで移動が可能なので、何年も前の写真にも簡単にアクセスできます。今までFlickrにあげた写真が全て対象なので、かなり使いやすくなりました。
「無制限」のバックアップサービスと考えるとFlickrProは高くない
クラウドサービスにはいろいろありますが、私が調べた限りでは「オリジナルサイズ」の画像を無制限でアップできるサービスはAmazonPhoto、FlickrPro、GoProサブスクリプションのみ。
特に一眼カメラで撮った写真を全部オリジナルサイズでバックアップしたい、となった場合、無制限ではないクラウドサービスだと無理ですし、FlickrProはそんなに高くないと思います。
(2023年4月現在の比較)
iCloud+ → 2TBで月額1,300円
GoogleOne → 2TBで月額1,300円
Adobe クラウド→(Lightroomとセットで)1TBで月額1,078円
AmazonPhotos→無制限で月額500円※Prime会員費用(ただし容量圧縮されてるとクチコミあり、動画5GBまで)
GoProサブスクリプション→年間6,000円で動画、写真無制限
FlickrPro→年間89.99ドル(月額1,000円弱)で無制限、動画1本あたり10分まで
Flickrの注意点
長い動画を自動アップロードしようとすると高確率で失敗する
動画は1本あたり10分までアップロードできるはずなんですが、高確率でスタックします。。
手動であげるときは特に問題ないので手動であげるといいかも。
自動アップロードがスタックしてるなと思ったら、サインアウトしてサインインするのがおすすめ
自動アップロードがなんか全然進んでないな?と思った時は、自動アップロードを一旦オフにしてオンにし直す、アプリを終了して開き直す、などではほぼ意味がありませんでした。
確実なのはサインアウトしてサインインし直す方法。これをやると、アップロードをやり直ししてくれるので確実です。
今後の値上げもあるかも
FlickrProで検索すると、「やめました」というクチコミが多いのですが、理由は値上げです。
以前年間50ドルだったものが今年間90ドルになっているため、離れた人が多かった模様。
でも、上記の通り無制限のストレージとしては今の時点でもそこまで高くはないし、個人的に月額1,000円であれば許容範囲なので使い続けてます。
ただ…クラウド系は使い続けるほど移行が面倒になるのが問題ですね…今の段階で他のクラウドに移行するの面倒すぎて…今後も値上げがないとも限らないし容量無制限もいつまでかわからないですが…でもそれをいうと他のサービスも同じなので…とりあえずはFlickrを信じてます。