関西に住んでいるとき月1回〜2回の頻度で東京〜関西を往復していたのですが、どうにか新幹線往復よりも安く移動できないか?と考えていた時の選択肢をまとめます。
- 【最安】高速バス
- 【若干安い】羽田〜伊丹のANA、JAL
- 【おすすめ】羽田〜神戸のスカイマーク
- (あまりおすすめではない)成田〜関空のジェットスター、ピーチ
- 宿泊+新幹線 or 航空券のパックツアーは場合による
- 大阪→東京なら、寝台列車サンライズ出雲・瀬戸の「のびのび座席」
- 成田→高松のLCC+高松→大阪の高速バス
- 成田→日本のどこか→関空
【最安】高速バス
ほとんどの場合、東京〜大阪の移動の最安は高速バスです。
3列シートで片道5,000円〜7,000円程度が相場。
ただし、土日や3連休前などの繁忙期は安い便から満席になるので、10,000円以上の便しか空いてないということも。早めに予約が必要です。
高速バスのメリット
- 安い
- 時間を有効活用できる
- 宿泊代を浮かせられる
- 翌日、早朝から活動できる
高速バスのデメリット
- 熟睡は不可能なので諦める
- 体勢が疲れるので、それなりの対策が必要
- 繁忙期は早めに予約が必要
- 早朝や深夜、時間潰しが必要
深夜バスが寝られなくて苦手な人は「昼行便」というやつもあります。
ただ、時間が10時出発18時到着とかなので、使うシーンはかなり限定的かも……。
高速バスで持っていくと安心のグッズはこちら
【若干安い】羽田〜伊丹のANA、JAL
- 若干安い
- 早割など安い料金で予約すると変更、キャンセルができない
【おすすめ】羽田〜神戸のスカイマーク
(あまりおすすめではない)成田〜関空のジェットスター、ピーチ
成田〜関空のLCCは、ジェットスター、ピーチが運航しています。
最安で3,980円〜ですが、これは運賃のみ。
座席指定や手荷物のオプション、支払い手数料などをつけるとプラス3,000円ぐらいかかるので、だいたい8,000円〜10,000円ぐらいという印象でした。
また、安いのは早朝や深夜便だけだったりするので、空港へ&空港からの移動手段があるかどうかも確認の必要があります。
さらに、成田空港へは東京駅からのバスで1,300円、関空へはなんばからのバスで1,100円かかるので、さらに2,000円〜3,000円の交通費をみておく必要があります。
LCCのメリット
- あまりない
LCCのデメリット
- 結局、あまり安くない
- 成田、関空までの移動に時間がかかる
- ちょうどいい時間に便がなかったりする
宿泊+新幹線 or 航空券のパックツアーは場合による
昔から、東京〜大阪の移動なら新幹線や航空券と宿泊とのパックツアーが安いというのが定石だったのですが、最近はあんまり安くはないです。
ただ、 Go To Travel のときのように、通常補助対象ではない交通費も対象に補助が受けられたり、加入している社会保険で補助が受けられたりとかすることもあるので、そういうのと合わせ技で検討してもいいかもぐらいです。
大阪→東京なら、寝台列車サンライズ出雲・瀬戸の「のびのび座席」
裏技?的に、東京から出雲、東京から高松を移動する寝台列車「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」を大阪→東京間で利用する方法もあります。
隣席との仕切りがない「のびのび座席」なら12,000円ぐらい。
寝台個室をとると18,000円ぐらいと新幹線より高くなってしまいますが、寝ながら移動できますので宿泊費を浮かせる目的があればアリな選択肢ではあります。
ただし大阪0:33発とかなり遅いので、時間潰しの場所を考えておきましょう。
ちなみに東京→大阪の下りは、大阪、三ノ宮を通過してしまい姫路まで停車駅がないので注意が必要です。
サンライズ出雲・瀬戸は、JR西日本の「おでかけネット」からならネット予約ができます。
成田→高松のLCC+高松→大阪の高速バス
さらに裏技で一度だけ利用した方法ですが、成田〜高松のLCCはときどきセールをしていて2,980円ぐらいで買えるときがあります。それでなくてもだいたい4,000円〜5,000円ぐらいでちょうどいい時間帯の便が買えるので、これと高松〜大阪の高速バス(3,000円〜4,000円ぐらい)を組み合わせると、新幹線代より安いかも。
高松に用事がないかぎり、時間がかかりすぎるので得とはいえないですが、高松旅行もついでにくっつけるならアリかも。
成田→日本のどこか→関空
そんなことを言うと、成田〜(日本のどこか)〜関空のLCCと、成田〜関空の直行便とがさほど値段が違わないということもときどきあります。
成田→鹿児島、(鹿児島1泊)、鹿児島→関空と移動したことがあるのを思い出しました。それでも往復新幹線代よりは安くなったりするので、時間がある人は参考に……。