一人旅って、行き先も行程も全て自由なので、やることを決めておかないとわりと時間を持て余したりします。そんなつもりなかったのに、うっかり暇な時間で自分を見つめ直してしまって、なんか落ち込んでしまったりとか。
そんな人のために、一人旅の気軽な楽しみ方をまとめてみました。
- ぼーっと過ごす、あてもなく旅に出る、は上級者向け
- 「一人OK」の場所に行く
- 文化資源が充実しているところに行く
- 「いつか行きたい」場所をストックしておく
- 「○○集め」は気軽に楽しめておすすめ
- 駅の観光案内所のマップに従ってみる
- 好きなジャンルに特化してみる
ぼーっと過ごす、あてもなく旅に出る、は上級者向け
いい感じのリゾートで海を見てひたすらぼーっとするとか、温泉旅館に引きこもって何もしないとか、あるいは何も予定を決めずふらっと旅に出るとか。
憧れますが、全て上級者向けです。
何もすることがないと結局ずっとスマホでゲームしてたとか、YouTube見てたとか、とてつもなく寂しくなってしまったりとかするので、初心者の場合はやることを決めておきましょう。
「一人OK」の場所に行く
そんなの全然気にしないよ、という人は別ですが、一人旅初心者だと、周りが家族連れやグループ、カップルばかりの場所に放り込まれると、たいていの場合、後悔します。
一人OKで、一人できている人も多い場所は
- 美術館や博物館
- 神社やお寺
- 古くからの観光スポット(国宝、重文、国の名勝など)
- 古くからの絶景スポット(岬、灯台など)
- 水族館や動物園
- 美術館のカフェ、レストラン
- オフシーズンのリゾート地
など。
カップルやグループ、家族連れに囲まれやすい場所は
などです。
といっても、私は展望タワーに登るのが好きなので、一人でも臆せず登りに行きますが、「そういう場所はカップル多め」ということをあらかじめ覚悟しています。「なんとなく、ガイドブックに載っていたから行ってみた」とかだと、どんよりしてしまうことが多いのでお気をつけて。
文化資源が充実しているところに行く
国宝、重要文化財、重要伝統的建造物保存地区、国の名勝など。
国が指定しているレベルの文化財は、「きてよかったな!」となるものが多いです。
昔からの城下町などはそうした文化資源がとても豊富。
あるいは、一人でも浮かない美術館・博物館など。
瀬戸内海のアートで推してる島々なども、一人で見てまわっても楽しいのでおすすめです。
「いつか行きたい」場所をストックしておく
一人旅の場合、「どこか行きたい」から行ける場所・行きやすい場所を探すというよりも、「あそこに行きたい」から旅を計画していくほうが俄然おすすめです。
なんとなくぼーっと「行ってみたいなぁ」と思うだけだと、永遠に忘れてしまってそのままなので、私は「いつか行きたい」と思った場所はPinterestで管理しています。
(私の場合はちょっと偏り過ぎですが)、ストックして管理することで、自分が興味をもっているジャンルもわかってきますし、何箇所かを一気にまわる旅の予定も立てやすくなります。
「○○集め」は気軽に楽しめておすすめ
することが思いつかない人は、各地に山ほどある「◯◯集め」をやってみるのが結構おすすめです。達成感も気軽に味わえるし、めぐっていくうちにだんだん詳しくなるので、行きたい場所も、楽しみも増えます。
など……集めるべきものは日本中に山ほどあるので、飽きないと思います。
駅の観光案内所のマップに従ってみる
私が初めて行く土地で時間があるときによくやるのはこれです。
とりあえず、駅の観光案内所に行って、いい感じの地図をもらいます。
たいてい、所要時間に応じたモデルコースが記載されているので、それに従ってめぐります。さすが観光案内所、短い時間であってもその土地の押さえるべきポイントを押さえたコースになってることが多いので、とても重宝します。
「観光ガイドマップには載ってない穴場」とかを探さなくても、ガイドマップ内に興味深いものがいくらでもあるし、いろいろめぐる道中での偶然の発見も楽しいです。
あと、これは個人的な趣味嗜好かもしれないのですが、自分で決めた予定に従って観光スポットをあちこちめぐっても、なにしろ観光スポットというのは星の数ほどあるので、巡り切った!みたいな達成感はなかなか得られません。
これが、「観光協会おすみつきのモデルコースを制覇した」となると、なかなか達成感があるので楽しいのです。オリエンテーリングでゴールするような感じです。
好きなジャンルに特化してみる
一度行ったことある場所だし、定番以外のところも行ってみたいんだよなー、という場合は、特定ジャンルに偏りまくったガイドブックを買うのがおすすめです。
拙著ですが……