できるだけがんばらないひとりたび

団地で暮らす旅好きミニマリスト・田村美葉(みは)

海外旅行のガイドブックは「自分の状況に合ってる人」のを買うのがおすすめです

皆さん、旅行ガイドブックって何を買ってますか。

私は海外に行く場合、エスカレータースポット探索用に、まっぷるかるるぶを必ず(最新ショッピングモールとかが載ってるから)と、「あと1冊ぐらいなんかあればなー」と本屋さんで物色することが多いのですが、「正直失敗だった」と思うこともあります。

それは、「自分の状況とかけ離れた人」が書いてるガイドブックを買っちゃった場合。パターン別にまとめてみます。

 

達人すぎる

ソウルに行った時買ったのはコレだったんですが、穴場すぎるスポットばかり載ってるので(地元の人が行く市場の地下の食堂とか)、一応行ってみたものの、いやいやここでご飯食べるとか絶対無理でしょ!(メニューが読めず注文がまずできない)て感じでした。

よくよく読むと、そもそも著者の方が日本語堪能なソウル在住の韓国人の方でした(!)。ディープな旅を求める人にはいいですけど、「現地の言葉が当たり前にできる人」のガイドブックは初心者は買わないほうがいいですね。おすすめスポットにたどり着いても何もできなくて凹みます。

 

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ちなみにこんな感じの市場でした。小心者には入っていくことができない。

 

二人以上を想定している

まっぷるとかるるぶもこのパターン多いんですけど、遊ぶスポットに普通に「現地のディズニーリゾート」とか出てくるガイドブックはちょっと注意です。特に、グルメのスポットは、「ひとりごはんに圧倒的に向いてない」ことが多いです。そういうときは、「食べ歩き」のページだけ参考にしたらいいです。

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ひとりでも、まぁなんとかなるか!と行ってみてなんとかならなかった台湾のかき氷。隣で日本人のグループのひとたちが「2人でも多いよー4人ぐらいでちょうどいいよね〜」と言っているのを尻目に黙々と食べました。

情報量が多すぎる

いちばん定番の地球の歩き方ですが、私はほとんど買ったことがないです。情報量が多すぎて読むだけでまずは疲れる……ということが挙げられます。地球の歩き方って、バックパッカーの皆さんとかのちょっと上級者向けな気がしますね。

 

blog.tokyo-esca.com

地球の歩き方ぐらいしかガイドブックがない、という国はおしなべて上級者向きです。キューバとか(私はなぜか初めてのひとり旅でキューバに行きましたがそういうことはしないほうがいいです)。

 

高級すぎる

マラケシュ行ったときは、クレアトラベラーのマラケシュ特集だけ持って行ったのですが、出てくるお店がすべて高級店でした。モロカン雑貨とかもすべて高級で、「スーク(市場)の品物は安物だしぼったくられるので買わないように」とか書いてて忠実に守ってたんですが、最後の日ぐらいにスーク試しに行ってみたら楽しかったですよね……!

blog.tokyo-esca.com

 

そんなこんなで、今となっては失敗談のほうが思い出深かったりもするので、あえてチャレンジして失敗してみるのもアリ……いややっぱりナシだとは思いますので、私が自分の旅スタイルに合っているなぁと思って重宝しているシリーズをもう一度紹介しておきますね。 

 

歩くシリーズは、その名の通り現地で歩きまくる人のための地図で、すごく詳しいのでおすすめです。

ただ、国によっては情報がすぐ古くなっちゃうので注意(香港は半分ぐらいのお店が入れ替わってた)

 

ハッピーシリーズは女性の旅の経験談がたくさん載ってる文章中心のガイドで、女性ひとり旅でのグルメやホテルの情報を探すときにものすごく重宝してました。ただ、こちらもだいぶ内容が古くなっちゃってますね……ヨーロッパとかならまだ役立つかな。

 

こちらもよければ参考に。

 

www.dekirutabi.tokyo

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presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0