団地で暮らす旅好きミニマリスト|田村美葉

千葉の団地で一人暮らし。旅と暮らしの情報を発信しています。

海外ひとり旅のちょっとしたコツ|基本的な旅程の立て方や予約の仕方、失敗しない楽しみ方

先日行ってきたヨーロッパ旅行を振り返りながら 海外一人旅を楽しむちょっとしたコツを紹介します。


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コスパを意識しすぎない

ひとつ目のコツは コスパを意識しすぎないことです。

例えば航空券でも この時期にこの国に行くと安いとか 格安で航空券を取る方法は いろいろと紹介されていますが 安いのには安い理由が 高いのには高い理由があるので 決して安ければ安いほど良いというわけではありません。

 

 

例えば私は 航空券が安かったからという理由で 真冬にソウルに行ったことがありますが 毎日めちゃくちゃ寒くて天気も悪くて すごく気が滅入ってしまったので 安いからというだけで行き先を選ぶのは あまりおすすめではありません。

 

また同じ行き先でも もっと安い航空券やもっと安いホテルを後から知って くよくよしてしまうこともあるのですが 乗り継ぎ時間が短くて移動が楽だったり アクセスが良いホテルだったり 価格が高い場合にも それなりのメリットはあります。

 

私は以前は 旅行をいかにコスパよく効率よく いろんなところに行けるか競う ゲームのように感じてしまっていて ちょっと損をしただけで 落ち込んでしまうことも多かったんですが コスパを気にしすぎないと決めてからは 旅行自体をもっと楽しめるようになりました。

 

普段やらないことはやらなくてもいい

2つ目のコツは 普段やらないことはやらなくてもいいということです。

旅に出たからといって いきなり新しい自分に生まれ変われるわけでもないですし 普段やらないことをせっかくだからと挑戦しても 失敗することも多いです。

 

以前は観光ガイドブックに載っている おすすめスポットやおすすめグルメを なるべくたくさん盛り込むのがいい旅行 と思っていたんですが 特に一人であれば 興味のないスポットに わざわざ行く必要もないですし 一人の外食では食べきれないことも多いです。

 

旅先で必ず名物を食べなくてもいいんだ というふうに考えるようになってからは だいぶ気が楽になりました。

 

「絶対に行きたい場所」を決めておく

ではどんなところに行って 何をするのがいいかというと 私は自分が本当に興味のある場所 ここにさえ行ければこの旅は成功 という場所を目的にした旅をいつもしています。

 

海外一人旅はお金もかかりますし ストレスも大きいので なんとなく旅に出て癒されたい のんびりしたいというような目的であれば 正直言って国内旅行の方が向いていると思います。

 

それでも私が海外一人旅に行くのは まだまだ見てみたい場所がたくさん海外にあるからです。

 

またフラッとあてもなく旅をするとか 旅先で出会った人と意気投合して 行動を共にするとかは 旅の上級者向けなので 初心者の人や そういう旅が苦手な私のような人ほど しっかりと本当に行きたい場所を 決めておくのがいいと思います。

 

私は旅に行く前には 入場料がある本屋さん「文喫」を訪れて 情報収集をしています。

一般的なガイドブックだけではなく いろんなマニアの旅行本なども読めたりするので おすすめです。

roppongi.bunkitsu.jp

 

旅費は「いつもの生活にプラスでかかる分」で計算する

続いて旅の予算についてです。旅行代というと 交通費と宿泊費、食費にお土産代 それに現地でのアクティビティ代など すごくお金がかかるイメージがあるかもしれませんが このうち私が旅行代として考えているのは 交通費と宿泊費のみです。

 

海外に行かなかったとしても 食事はしますし 何かしら買い物もします。美術館や博物館にも行ったりもします。

 

海外だからといって とりたてて贅沢をしたり散財したりしなければ 普段の生活にプラスしてかかるのは 交通費と宿泊費だけです。

 

交通費はヨーロッパの往復で15万円ぐらい 宿泊費はドミトリーなども利用すれば 1泊5000円から1万円ほどで それに現地での移動の交通費も含めて ヨーロッパ2週間で 普段の生活よりも余計にかかった金額は だいたい30万円ぐらいでした。

 

飛行機はスカイスキャナーから、ホテルはGoogleMapから探す

飛行機やホテルの予約は いたって普通のやり方なのですが 一応紹介しておきます。

 

www.skyscanner.jp

まずスカイスキャナーのサイトを開いて 出発地を日本、 目的地を今回であればドイツにします。

そして出発の日付と復路の日付は どちらも月全体で選ぶようにします。

そうすると一番安く行ける目的地と 一番安く行ける出発地が大まかに分かって カレンダーから安い日付も分かるので あとは自分のスケジュールに合わせて選びます。

 

いろんなプランが出ますが 乗り継ぎは1回まで、24時間以内で到着 というのを目安にすると だいたい疲れにくい旅程が選べるかなと思います。

 

そして何かトラブルがあった時などの対応が 旅行代理店サイトからだとかなり面倒になってしまうので 必ず航空会社の公式サイトから予約をします。

 

ホテルはGoogleマップから 駅や目的地の近くで良さそうなところを探して 予約することが多いです。

 

この時大切なのは クチコミをよく読むということです。

星が3.0以下のホテルは かなりヤバいことが多いですし クチコミを読めば 周りの雰囲気など治安の良し悪しなども分かります。

私はこれで 最初予約しようとしていたフランクフルト駅周辺の治安が 激ヤバというのを知りました。

星が4つ以上ならだいたい大丈夫なホテルです。

 

https://www.booking.com/index.ja.html

予約は私はいつもBooking.comから予約していて 特にトラブルに遭ったことはありません。

 

Booking.comの場合 キャンセル不可のプランと キャンセル可能なプランが出てくることが多いのですが ホテルは直前になった方が 安い部屋が出てくることも多いので キャンセルできるプランでいつも予約しています。

 

現地での移動はスマホに頼る

現地での移動は 普通にGoogleマップに行きたい場所を入れて 経路検索をする方法で大丈夫ですし ChatGPTに聞くと 一日乗車券の買い方だったり 効率の良い回り方なども教えてくれて かなり便利でした。

余った時間でのおすすめの観光プランを作ってくれたりとか 観光スポットの見どころや歴史なども 日本語で教えてくれるので ガイドブックいらずです。

 

openai.com

 

あとは長距離鉄道に乗るときなどは 鉄道会社の公式アプリを必ずダウンロードしておくと 遅延や運休の情報も教えてくれますし ドイツ鉄道は特に遅延が多いのですが リアルタイムでどのぐらい遅れているかなども アプリから確認ができたので 心配はいりませんでした。

 

運転して収入を獲得、または今すぐ配車をリクエスト | Uber Japan

やむを得ず夜間の移動になるときは 公共交通機関を使わず Uberを使うのがおすすめです。

目的地をアプリから指定することができますし 今走っている場所が正しいかも確認ができるので安心です。

 

期待しすぎないでおく

失敗しないコツは 期待しすぎないでおく ということです 飛行機は狭くて寝れないものだし ホテルは古いもの。

 

すべてが完璧で至れり尽くせりを望むなら お金がいくらあっても足りませんが まあそんなもんだよね という精神でいさえすれば 限られた予算内でもそこそこ楽しく旅ができます。

 

「英語ができる人」になろうとしない

最後のコツは 英語ができる人になろうとしない ということです。

私は英語があまり得意ではないのですが ご紹介してきたように スマホの力を借りれば そんなに英語ができなくても 海外の一人旅は行けてしまいます。

 

ただアメリカやヨーロッパへ行くと 普通に英語ができる人が多いので 自分のできなさに落ち込んでしまうことは結構あります。

 

ただ日本語でも そもそもコミュニケーションが得意なタイプではないですし 英語ができるようになることや 英語で友達を作ることが目的の旅でもないので 繰り返しになりますが 自分が本当に行きたいところに行けて 実現したいことが実現できたなら それでいいよね と思うことにしています。