できるだけがんばらないひとりたび

団地で暮らす旅好きミニマリスト・田村美葉(みは)

原付カブで15,000km走るために買ってよかった「防水対策・防寒対策」グッズまとめ

2018年に原付カブを買って以来、多拠点生活の足として、3年半で15,000kmほど走ってます。

多拠点生活の足だったので、できるだけ暖かく、降雪のない地域を選びつつ、できる限りの防水・防寒対策をして真冬もかまわず走っていたのですが、そのために購入したものをまとめます。

 

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最近のカブ(と志免炭鉱。冬はもっぱら九州、沖縄を走ってました)

 

今までのカブについての記事はこちら

www.dekirutabi.tokyo

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防水対策

MARUTO リアバスケットカバー

カブでの旅のときはCABIN ZERO 44Lバッグを持っていくのですが、きっちり防水対策をしようと思って買ったカバーです。本来は自転車のリアバスケット用のもので、コンテナボックスごとカバーをかけようと思っていたのがサイズが合わず入らなかったので、CABIN ZERO専用カバーとなったのですが、それで正解でした。

登山用のザックカバーより安価ですし、生地がしっかりしているので、突然のゲリラ豪雨などに見舞われたときなども全く中身が濡れずかなり信頼してます。

難点は色が青しかないことですが、雨天時は目立つ方がいいですからまぁよし。

 

44LのCABIN ZERO が余裕で入るサイズ。ちなみにCABIN ZERO用の防水カバーは、同じように100均で手に入るという自転車カゴカバーを活用してる方が他にもいました。サイズ的には自転車カゴ用がぴったりということです。

 

The Friendly Swede 「GRANEBERG」15Lバックパック

財布やスマホなどの小物類はサコッシュに入れて持ち歩いていて、急な雨に降られるたびに全てがびしょ濡れになってスーパー銭湯の自動券売機が使えない(お札が全て濡れているため)、ということを繰り返していたのですが、それではいかんということで完全に防水タイプの小さめバックパックAmazonで探し購入しました。

 

私が学んだことは、「撥水」とか「生活防水」程度のバックパックでは、原付で雨の中走行すると5分程度でもうほぼ「撥水」の意味をなさないということです。

「防水 リュック」などで検索して出てくる、それらのほぼ意味をなさないリュックと、完全に防水のリュックを見分けるポイントは、「ロールトップ」デザインになっているかどうかです。「ロールトップ」ではなく、止水ジッパー程度の防水では、意味を成しません。

 

それで探すと、ロールトップの防水バッグのほとんどが筒状で日常づかいには流石に不恰好でショルダー紐も申し訳程度な感じだったんですが、この怪しげな北欧デザイン?ブランドのバックパックだけが、薄型でそこそこ使い勝手の良さそうなショルダー紐がついていて、怪しげだなと思いつつ買いました。(たぶん中華ブランドなのだと思う)

 

今まで半年程度使ってますが、防水性能は流石にバッチリです。問題は、サイドについているポケットの使い道がないことと、外側ポケットのジッパーの防水加工がボロボロになってもう防水ではないことぐらいですが、カメラや財布など濡れたくないものを入れていてもかなり安心感があるのでヘビーに活用中です。

 

日本野鳥の会 レインブーツ

靴もカバンと同様、「防水」の靴は、いくらゴアテックスであっても、原付で雨の中を走行する場合にほぼ意味を成しません。ゴム製の「長靴」一択です。

なので、カッパと一緒に折りたたんで持ち運べる日本野鳥の会の長靴を常にカブに積んでます。

 

モンベル レインハイカージャケット

webshop.montbell.jp

カッパもいくら性能のいいものを着てても、ある一定の時間を超えると濡れるので、これはもう諦めて、中には多少濡れても構わない服を着て、モンベルの安めのジャケット&パンツを着ています。これもカブに常備。

覚悟を決めて雨の中走るときは、コンビニで買えるカッパをプラスするなど二重にします。

コンパクトハンドルカバー キューブ

冬のカブの必需品、ハンドルカバーは、「防水」と書いてないものから「防水」と書いてあるものへ買い替えたら、かなり違いました。全然濡れないわけではないんだけど、そこまで極寒のときでなければこれで普通のグローブをつけてればほぼ大丈夫。

 

ちなみに、まだ試してないけど防寒グローブはこれが最強、と聞いてます。

防寒対策

MARUTO 防寒膝あて

これは、最近買って本当に良かった!と思っている膝あて。普通のスクーター用とカブ専用のものがあります。装着の仕組みがシンプルなので、リトルカブとかちょっと仕様の異なるカブでも問題なくつけられます。

日本ではあまり見かけませんが、ヨーロッパのスクーターは冬はこれが標準装備なんだそう。腰から足元までとってもあったかく、冬に走れる限界距離が少し伸びるぐらい全然違います。多少の雨であれば雨よけの効果もあります。

それまで冬はパンツの下にもこもこタイツを仕込んだりなんだりしてたのですが、下に着込むと簡単には脱げないのが難点だし、ちょっとそこまで的な時にも面倒だったのですが、この膝当てがあれば、気を抜いた格好で「ちょっとそこまで」をやっても死なないので、大変良いです。

 

ノースフェイス スクープジャケット

 

これもずっと「買って良かったなぁ」と思っているジャケット。

下にインナーダウンやフリースを着込む必要がありますが、防風性能が半端ないので、寒さを感じることが本当に減りました。着脱可能なパウダースカートとかもついていてスノーシーンも想定されてるので、例えば真冬の氷点下10度とかの北海道でスノーシューつけて歩く時もこれを着てました。

blog.tokyo-esca.com

 

これだけだと、あったか性能はないのでジップインジップでダウンやフリースを取り付けて使います。もちろんノースフェイスのでもいいのですが、ややお高めなので、ユニクロのフリースが普通につけられると聞いたことあります(試してない)。

私はモンベル信者なので、ジップインジップできないけどモンベルのフリース着てます。

webshop.montbell.jp

 

モンベル スーパーメリノウールのバラクラバ

www.dekirutabi.tokyo

頭まですっぽりかぶって上からヘルメットをつけると、外に出ている部分が目元だけになる最高あったかアイテム。これがないと冬は死にます。

 

ノースフェイス ヌプシブーティ

これももう、何度も紹介している「真冬はこれ一択」なシューズ。カブに乗ってる時でなくても、油断して違う靴を履いて外に出ると、とても悲しい気持ちになるくらい、履いてるだけで幸せ度のあがるアイテムです。

 

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presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0