定期的に、「いかに労力をかけずに自炊を続けるか?」システムを更新するのですが、アドレスホッパーになってから、
- 食料の買いだめができない
- 作りおきできない
という制約が加わって、システムが3.0に更新され、「作るのはスープだけ」生活に突入しました。めちゃくちゃシンプルですが個人的には満足してます。
ちなみに1.0と2.0はこちらです。
一人暮らしのズボラ飯1.0 つくりおき&お弁当バージョン
一人暮らしのズボラ飯2.0 一汁一菜バージョン
作るのは「スープだけ」。あとはご飯かパンを合わせます
ズボラ飯2.0では炊き込みご飯とお味噌汁、それに気が向けば漬物類を作ってましたが、今回作るのは「野菜たっぷりのスープだけ」です。
道の駅などで新鮮な野菜を買って来て、だいたい2食〜3食分を作って冷蔵庫で保存。それに気分に応じて、白いご飯か、パンを合わせます。
田舎暮らしが基本のアドレスホッパーになると、
- 新鮮な朝採れ野菜がいたるところに売っているので、野菜は買い置きせず、旬のものを都度買うようになる
- 地域の美味しいパン屋さんに行くのが楽しみになるので、パン食したい
- 景色が一番のご馳走なので、毎日凝ったものをつくらなくても別に平気
というライフスタイルに変化したためです。
移動してるとわかりますが、日本の「都会」以外ならほとんどどこでも、山も海も近くていろんな種類の野菜が採れるので、野菜だけで豊かな食生活になるんですよね。
白いご飯は、炊飯器がなくても鍋で炊けるようになりましたので、食べる分だけ炊くことが多いですが、パックごはんでもなんら問題ないです。
白ごはん.comさんに載ってるのはめっちゃ丁寧な炊き方ですが、吸水ナシ、強火で沸騰まで、その後弱火10分、蒸らし10分でだいたいいけます。
ちなみに、ズボラ飯2.0から3.0に移行した理由は「炊き込みご飯とお味噌汁はなんだかんだいつも同じ味」&「好物すぎて食べすぎる」からというのもちょっとあります。
有賀先生の「スープ」レシピがとにかく失敗知らずで良いのです
スープって、自分で作ると「味噌汁」になるか、「コンソメ味」になるか、ぐらいしかバリエーションがなかったのですが、有賀薫さんの「スープ・レッスン」に出会ってから、見える景色がガラリと変わりました。
旬の美味しい野菜を使ったスープレシピを考案してくださってるのですが、トマトも、ブロッコリーも、人参も、ホウレンソウも、「こんな味だったのか!」て驚くほど、美味しく、個性豊かな味になります。
あとは、調味料もほとんど「塩」と「オリーブオイル」だけで作れるのが、アドレスホッパー的に最高のレシピ本です。
私はKindle版を買いましたが、cakesで定期購読も可能です。
日本人、料理がんばりすぎだよね、ていう話
自分でズボラ飯1.0や2.0を振り返ってみてさえ「頑張ってるなー」と思うぐらい、超絶シンプルな暮らし方になりました。最初は、買い置きできない、作りおきできない、はちょっとしたストレスだったんですが、今はもう真夏でなければほとんど冷蔵庫も使わないぐらいなので、料理に付随する片付けや掃除、ストックの管理とも無縁で楽です。
料理が嫌いなわけではないので、時間があるなーって時はいそいそとスパイスカレー仕込んだり餃子包みまくったりするんですけど、それを「毎日」って思うと負担になる人もいるよね、ていう話で。
例えばお子さんがいる家庭で「毎日スープだけというわけにもいかん」という話なら、ホットクックに全てを任せるでもいいと思いますし、「一汁一菜」もおすすめですし、「卵かけご飯」もおすすめです。「毎日」の料理のやり方は、自分の負担にならないやり方を選んで、「楽しい料理」はたまの趣味にしとくぐらいがちょうどいいと思います。
「がんばらない系料理」を推奨する記事や本をもう一度まとめておきますね。