LCCで利用する機会の多くなった成田空港第3ターミナルですが、LCCは、チェックインの時間に非常にシビアで、出発30分前など決められたチェックイン時刻に間に合わないと絶対に乗ることができません。
乗り遅れが心配な方、なるべく時間を節約したい方は、渋滞などで遅れがちなバスではなく、きっちり時刻通りの電車でのアクセスがおすすめです。
リーズナブルでスピーディーに到着できる「京成スカイライナー」の乗り方をまとめます。
- 京成スカイライナーのいいところ:新宿以西から向かう場合、電車の中では一番速くて安いです
- 京成スカイライナーの切符の買い方
- 京成スカイライナーの乗り方
- 第3ターミナルへは「空港第2ビル駅」からバスor徒歩で向かいます
- 第3ターミナル直通アクセスのバス、THEアクセス成田もおすすめ
京成スカイライナーのいいところ:新宿以西から向かう場合、電車の中では一番速くて安いです
新宿から成田空港へ向かう場合、乗り換え不要の成田エクスプレスもあるのですが、山手線で日暮里駅で乗り換えて京成スカイライナーを使った方が500円ほど安く、10分ほど速いです。
日暮里駅の乗り換えもわかりやすく便利なので、「少しでも安く、速く」を求める場合におすすめです。
京成スカイライナーの切符の買い方
チケットレスサービスがおすすめです
京成スカイライナーに乗るには、乗車券(Suica)の他に「ライナー券」が必要です。
ライナー券は、日暮里駅の券売機や改札内でも購入できるのですが、稀に満席になってしまう場合があるので、事前のネット予約がおすすめです。
京成スカイライナーネット予約はこちらから:
「チケットレス」を選択すれば、画面を見せるだけで大丈夫。
予約手続きはスマホからで簡単にできます。
購入・受取で「チケットレス」を選択し、クレジットカードで決済すれば、駅であらためて券売機に並ぶ必要もありません。
「決済完了」メールに書かれているURLにアクセスすると、「ライナー券」を表示できます。印刷する必要もなく、日暮里に向かっている間にやっておけば大丈夫。
改札は普通にSuicaで通り、日暮里駅のスカイライナー専用ホームの手前で、この「ライナー券」を見せて乗車します。
変更もスマホからすぐにできます
乗車時刻前なら、申し込んだライナー券の時間変更もスマホから完結します。
同じく「決済完了」メールに書かれている「変更はこちら」のURLから手続きすればOK。変更手数料も必要ありません。
トイレが1箇所のみのため、座席は4号車または5号車がおすすめ。全席にコンセントがついています
京成スカイライナーは全席指定です。
トイレが4号車と5号車の間のみについているので、どちらかを選択するといいような気がします。日暮里駅のエスカレーターは3号車付近についています。
車内はこんな感じ。
電源コンセントも、窓側、通路側、どちらも使えるようについています。
京成スカイライナーの乗り方
乗り換え改札はSuicaのみで通れます
JRの日暮里駅で降りると、かなり大きく「成田空港」と書いてあるのでその案内に従って進みます。
絶対迷わないぐらい表示がでかいです。
乗り換え口の改札。ここではSuicaで通れます。
ライナー券の券売機もすぐ横にあります。
スカイライナーの専用ホーム手前で係りの人が立っているので、ライナー券を提示します。
車内では、指定の席に座っているかぎり、改札はありません。
時間つぶしは「改札前」がおすすめ。京成改札内にはファミマがあります。
乗り換え改札「前」に、パン屋さんやカフェなど数店舗があるので時間つぶしはこちらがおすすめ。
京成の改札を入ると左手にファミマがあります。
こちらが京成スカイライナーの専用ホーム。専用ホームにはキオスクなどは特にないので、ホームに上がる前に買い物を済ませておくのが良いでしょう。
ホームにも待合室が数カ所ありますが、かなり混雑します。
第3ターミナルへは「空港第2ビル駅」からバスor徒歩で向かいます
LCCの発着する第3ターミナルには、鉄道駅がありません。
スカイライナーの場合は「空港第2ビル駅」で下車し、無料シャトルバスまたは徒歩で向かいます。
改札を抜けたらエスカレーターでひとつ上の階に上がり、一旦外に出ます。
おなじみの例の陸上トラックみたいな表示があるので迷いません。バスも徒歩も、同じ方向です。
バスを使った場合でも、改札を出てから15分ほどはかかるので、その分余裕を持った時間配分にしておきましょう。
第3ターミナル直通アクセスのバス、THEアクセス成田もおすすめ
第3ターミナル至近のバス停に直接到着できるバス、東京駅出発のTHEアクセス成田もおすすめです。
都心を通らないバスなのでほぼ遅延はありませんが、万一の事故渋滞などの場合、電車と違って一切の補償がないのでその点はご注意を。