2017年の台湾旅行では、ガイドブック「まっぷるplus」を買いました。
他にも数冊ガイドブックを買い込んでいたので、旅行間際に荷物を詰める段になってから、「これ、自炊してPDF化しようかな…」と悩んだのですが、試しに無料で使えるという「まっぷるリンク」を入れてみたら大変便利だったので紹介します。
- 電子書籍として、全ページダウンロードできます
- 薄い紙の地図との併用がすごく助かる
- スポットのページから、本誌にもGoogleマップにも連携する
- なにも下調べせず、現地でぱぱっと調べて旅することも、できちゃうかも
電子書籍として、全ページダウンロードできます
嬉しかったのがまずこれ。
こういう雑誌のおまけ的なアプリって、載ってる情報が必要最低限でメニュー情報や写真もなくて、それだけだとなんだか使えない、みたいなやつが過去あったので、そういうイメージでいたんですが、時代は進化してました。1年間限定ではありますが、全ページがそのまま電子書籍としてダウンロードできます。
複数端末でやっても大丈夫だった。iPad miniだと見開きで問題なく見えます。iPhoneSEだと単ページずつで文字も読める感じ。
オンラインでも読めるし、自宅やホテルのWiFi を利用して数分でダウンロードしておくことも可能です。私はこれを出発前夜にダウンロードして、飛行機の中でiPad miniで読んでました。あぶなく全ページ切り刻んでPDF化するところだったのが大変助かりました。
薄い紙の地図との併用がすごく助かる
それだけなら、最初から電子版のガイドブックを買えばいいじゃん、という話なんですが、私、海外旅行だと気軽に持ち運べて書き込みできる薄い地図がないとどうも捗らないんですよね。どれだけGoogleマップが便利になっても、そこだけは今回も譲れませんでした。
そこで、もともとまっぷるについてる付録の薄い地図は大活躍してくれたんですが、こういう地図って、お店の名前には本誌のページ数が書いてありますよね。
こういう感じで。
これをアプリで検索するとき、名前で検索するのだと面倒です。そしたら、ちゃんと「本誌のページ数検索」というのがついてまして。これは感動しました。
ページ数を入れればそれだけで出てくる!
こういう感じで。すぐ調べられるので便利〜
スポットのページから、本誌にもGoogleマップにも連携する
さらにですね。こうやって調べたスポットのページもよくできてましてー。
地図がちゃんとアプリの中だけの地図ではなくて、Googleマップのアプリと連動してくれる!ほかのガイドブックで調べたスポットと合わせて見たり、バスルート検索したり、Googleマップは確実に使うので、これ、最高の機能でした。
しかもですね、このスポットの情報だけ簡潔にまとまったページから、本誌の掲載面にもリンクが貼られてましてー。あ、これは素敵なリノベカフェのスポットだな、てわかってすごくいいんですー。
なにも下調べせず、現地でぱぱっと調べて旅することも、できちゃうかも
私は事前に旅の計画はかなり細かく立てるほうなんですけど、最終日、中山駅の付近で予定してたスポットにはもうたどり着けそうもない、というかもう一歩も歩きたくない、という感じになりまして、そうだマッサージ店に行こう、と唐突に思い立ちました。
そこで
まっぷるリンク立ち上げ→スポット検索→遊ぶ、を選択(遊ぶカテゴリなのはどうかと思うけどそれはともかくとして)
とやると、なんと該当するスポットが距離順で並ぶんですよー。
その中から、30m先にあった日本語OKな足ツボマッサージ店を無事見つけて、40分ほどでまたどこまでも歩けそうなぐらい回復したのでした(どこまでもというのは気のせいでしたが)。
いやー、まっぷるだけじゃなく他のガイドブックもそうかもしれないんですけど、海外旅行でのスマホ利用はどんどん進化してて驚きます。今までのやり方にとらわれずいろんなこと試してみたいなーという気分になりました。
ちなみに台湾旅行のために買った3冊はこちらです。
BRUTUS編集部 マガジンハウス 2017-07-15