今年の夏、久しぶりの国際線に乗るためいつも通り成田空港に「2時間前」到着で向かったところ、かなり時間を持て余しました。
どのあたりで時間短縮できたかという話をまとめておきます。
ネットからの座席指定でオンラインチェックイン
まず空港に着いたら、航空会社の長い列に並んでチェックインの順番待ち…というのがいつもの光景でしたが、ANAの国際線の場合、チェックインはオンラインでできます。
流れとしては
1. 航空券を予約
2. 支払手続きを進める
3. パスポート番号を登録する
4. 座席を指定する
5. 「オートチェックイン」をオンにする
という順番。
何事もなければ、前日に【チェックイン完了】というメールがきます。
ちなみに今回は航空券の予約はエクスペディア経由でしたが、エクスペディアからマイレージカードの番号を登録したところ、数日後にはANAサイトでログインすると搭乗予定一覧に該当の便が出てきたので、1~2までエクスペディアで、3以降をANAサイトで、という手順でOKでした。
さらにちなみに、オーバーブッキングでビジネスクラスにアップグレードというラッキー事案がこのとき発生したのですが、前日のメールでその旨が知らされるので、今度はビジネスの座席で指定をし直して、オンラインチェックイン完了です。
ついでにANA以外も対応している航空会社は多いです。
JAL国際線 - ダイレクト搭乗スタイル QuiC(クイック)
チェックイン方法|ご利用ガイド | バニラエア Vanilla Air - 国内 海外 レジャー・リゾート路線のLCC 格安航空券の検索・予約 ※ウェブチェックインは国内線のみ
スーツケースを預けるときは手荷物優占レーンで
私は持ち込み手荷物のみだったのですが、スーツケースを預ける場合もオンラインチェックインした人専用の「手荷物優占レーン」が使えます。
スマホのバーコードがあればチケットレス
成田空港の場合は、荷物検査場にバーコードリーダーが設置されているので、空港でチケットを発券する手間もありません。
「モバイル搭乗券の送付」メールにバーコードがついているので、それをリーダーにかざすだけです。
ちなみに、バーコードリーダーのない海外の空港では、オンラインチェックイン完了後バーコードは発券されず、「印刷してください」というメールがきて、印刷できる環境がないときは、カウンターでの発券が必要になります。
自動チェックイン機があれば、自動チェックイン機でも搭乗券が発券できます。
「eチケット」が必要になるので、「eチケット」だけは忘れずに印刷して持っていくようにします。
出国審査は「自動化ゲート」で
出国審査は「自動化ゲート」で登録するとすごく早いです。登録窓口がちょっとわかりにくいところにあるのですが、私の行った時間では、登録の待ち時間含めても普通のゲートの長蛇の列に並ぶよりだいぶ早く済んだので、次に利用するあてが特になくてもオススメ。(帰国時も使いますし)
初回に窓口で両手の指紋を登録したら、あとは自分でパスポートと指紋を機械にかざして通ります。かなりかっこいいです。
スタンプは省略されますが、申し出れば押してもらうこともできるみたい。
年齢制限はないようですが、私のうしろに並んでいた小学生ぐらいの男の子は窓口で断られていたので注意です。
という感じでいつも並ぶポイントをかっこよくスルーでき、空港に着いてから30分以内で搭乗口に到着できました。といっても、荷物検査でどのくらい待つかわかりませんし、荷物検査の列で焦ってると一気にかっこ悪くなってしまうので、余裕をもって空港へ行ったほうがよいのには変わりないんですけどね。
ちなみにいつも通り2時間前に成田到着してた私はずっと搭乗ロビーでぼーっとしてたのですが、全面ガラス張りの飛行機ビューの中、電源も無料WiFiも完備のロビーは、なんかやけにいろいろと捗り、このまま一生ここにいたいといつも思う快適さなので、早く着いたなら着いたでぼーっとしてても悪くないです。
どこにも行く予定がなくても楽しめるけど、読むと必ず旅に出たくなる飛行機の本です。自分で書いてたレビューがここに。