年に1度の長期休暇で、数万円の飛行機に乗って海外に行くと、どうしても気合が入ってしまいがちです。
あれもしなきゃ、これもしなきゃ…と思った結果、帰ってくるときにはあれもできなかった、これもできなかった…あれ、なんだか楽しくなかった??なんて、残念な旅行の要因はじつは期待のしすぎにあるんではないかな、と思ったりします。
人生を変えはしないけどそこそこ楽しい、なによりできるだけがんばらない海外旅行のための、「やらなくてもよいこと」まとめます。
現地の人と仲良くならなくてよい
たまたまバーで隣り合わせた人とか、ドミトリーの同室の人とか…もともとコミュニケーション力が高いなら別ですが、日本語でも知らない人と話すの苦手なのにわざわざ海外でやらなくてもいいです。
ナンパに乗らなくてよい
上記同様ですが、日本ですら街でナンパされても乗らないのに、より危険な海外で乗る必要はないです。
現地の言葉を話さなくてもよい
全く話せない言語圏(スペイン、中国、韓国)に行って、全く現地の言葉を話さず帰ってくること、よくあります。ありがとう、すみません、ごちそうさま、ぐらいは言えると便利ですが、なんならサンキュー、でもありがとう、でもとりあえず声に出してればなんか言いたいんだな、てわかってもらえます。
名物を食べなくてもよい
グルメが目的の旅なら別ですが、がんばって現地の名物を食べなくてもよいです。日本でも毎日寿司や天ぷら食べてたら疲れますし、美味しい店を探すのも結構疲れますよね。マクドナルドでも、スタバでも、知ってるお店で知ってるもの食べるとわりと安心します。
有名観光地を見なくてもよい
有名すぎて大体想像のつく観光地だと期待以上のものに出会うのはなかなか困難です。かつ、有名観光地周辺は客引きもスリも多くて神経使います。個人的に興味のあるところだけ、しっかりと調べてから訪れるのがおすすめです。
綺麗な写真を撮らなくてもよい
写真は思い出や記録のためにあったほうがいい派ですが、人でごった返す撮影スポットで躍起になって手を伸ばして人のいない写真を撮ったり、フリー素材で売ってそうなクオリティの高い路地やら街の少年やら猫やらの写真を撮ったり、しなくてよいです。人がすごくたくさんだったなら、「人がすごくたくさんだった」という写真を撮ったほうが、現地でしか見ることのできない風景として、あとから見返したときよい記録になりますよ。
行列には並んでもいいし、並ばなくてもよい
ふらっと行くと、え、こんなに並ぶの??てくらい並ぶスポットは多いものですが、予約すればよかった…もっと早く来ればよかった…などと必要以上に落ち込まず、本気で見たいスポットなら普通に並ぶとよいです。いざ入れたときの喜びはひとしおです。あるいは、それほどまで見たいスポットじゃなければ、並ばずスルーするのもアリだと思います。
なるべく安く買わなくてもよい
日本で買うと高い、現地ならではのお得な高級品を買ったり、市場で値切ったり、ショッピング自体を楽しめるなら別ですが、そうでもないなら無理して得をしようとしなくてよいです。がんばって数千円値切ってほっとしたのにお釣りをごまかされて台無し、とか、海外では損することって結構多いのですが、そんなもんだとわりきっておくと幸せです。
日本でもやってることをしよう!
しなくてよいことばかりで、じゃあ一体海外で何するの??と思われたかもしれませんが、何をしているかというと私はエスカレーターめぐりをしているのでなんの参考にもなりませんね。
が、ひとつ言えることは、私は日本でもエスカレーターめぐりをしていて、海外にしかないエスカレーターを見るために海外に行く、ということです。日頃からグルメな人なら、それがグルメめぐりになるでしょうし、アートが好きな人なら美術館めぐりになるでしょうし、ショッピングが好きな人なら走り回ってショッピングすればよいのです。海外でいきなり社交的になったり、グルメになったりする必要はないよ、て話でした。
日本でやってなくてもできればしたほうがよいとおすすめしたいのは、旅行記をつけること。ツイッターでつぶやくでも、単に行った場所のメモをとるでもよいのですが、あとから見返したとき必ず嬉しい気持ちになれるので、旅行記は残すのがベストですね。
なんの参考にもならないエスカレーターめぐりの旅行記はこちらでどうぞ。
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