金沢在住の母が、ついに北陸新幹線が来るぞというとき、切符の発売前に「もう半年先まで予約がいっぱいなんだって!」と都市伝説を教えてくれましたが、そのくらい新幹線文化に縁のない北陸出身者です。
東海道新幹線の切符を自分でとるぞ、というとき、初めて知ることがすごく多くて面食らったので、ここにまとめておきたいと思います。
特に得はしません。
発売日は1ヶ月前
切符の発売日は1ヶ月前です。
半年先の予約とかはできません。
買う場所はみどりの窓口、指定席自動券売機
切符はみどりの窓口で購入します。
また、大きな駅なら設置されている指定席の自動券売機でも購入できます。
ネット購入も可能、発券は自動券売機
ネットでも購入が可能です。
ただし、JR東日本で買ったら東日本の券売機で受け取らなくてはいけませんので注意。
発券は、購入時のクレジットカードをさすとシュバっと出てくるだけなのでとっても簡単です。ただし、絶対クレジットカードが必要なので、ふだん持ち歩かないカードとかで購入したときは注意です。
「乗車券」と「特急券」を買う
新幹線に乗るには「乗車券」と「特急券」を買います。
乗車券は最終目的地までズバっと買う
乗車券は、途中で乗り換えてもいいし、途中下車しても良いので、最終目的地までズバっと買います。たとえば、東京から福岡で乗り換えて長崎まで行くなら、乗車券は東京から長崎まで買います。また、往復なら少し安くなります。
豆知識:途中下車の仕方
乗り換える際、改札の外に出ても大丈夫です。乗車券をそのまま自動改札に入れるとシュバっと出てくるので、忘れずに取るようにするだけで、特に手続きもありません。人力改札でも、無言で切符を渡せばスタンプを押して返してくれます。
また、乗車券には距離に応じて2日〜6日の有効期間があり、途中下車して福岡で1泊しても大丈夫です。
ただ、福岡から小倉まで戻って、小倉から長崎へ、といった 場合はべつに切符が必要です。
特急券には自由席と指定席がある
特急券には自由席券と指定席券があります。特急券なので、特急じゃないやつ(急行とか)※に乗るときは必要ありません。なので東京から小倉まで新幹線に乗って、小倉から福岡に特急じゃないやつで行くときは、東京から福岡までの乗車券と、東京から小倉までの特急券を買います。
乗車券と特急券が別々、てほんとわかりにくいと思うんですが私だけですかね!!
※追記 JRの急行には急行券がいるそうです。失礼しました。
自由席特急券は便の指定がない
自由席特急券には日付の指定しかないので、その日のどの便に乗ってもOKです。
指定席特急券は便の指定があるが、別の便の自由席にそのまま乗れる
指定席券は便の指定がありますが、もし乗り遅れたときは、そのまま切符の変更をせずに別の便の自由席に乗れます。指定席料金がちょっと無駄になりますが。
指定席券は乗車時刻までなら1回だけ無料で別の便に変更できる。自動券売機でもできる。
便の変更をしたいときは、自動券売機に指定席券をシュバっと入れて、無料で変更することができます。ただし、乗車時刻を過ぎてしまうとできません。
また、2回目は窓口での払い戻しとなり、手数料がかかります。
ネット購入なら発券前の変更は何度でも無料
ネット購入なら発券前は変更が常に無料です。払い戻しには手数料がかかります。
というわけで、東海道新幹線の切符はネット購入して窓口に並ばずシュバっと自動券売機で受け取りだけするとカッコイイよ(特に得はしない)というお話でした。