できるだけがんばらないひとりたび

団地で暮らす旅好きミニマリスト・田村美葉(みは)

シンプルで大容量な旅行用リュックなら「2wayダッフルバッグ」と検索すると捗ります

THE NORTH FACEの「Glam Duffel」が便利で、シンプルな旅行用リュックを探していた私は「そうそう、これでいいんだよ!」と思ったのですが、「2wayダッフルバッグ」で検索してみると同じようなのが出てきて、どれも便利そうでした。

「なんでこれを選んだの?」という話と、他にもよさそうなやつをまとめておきます。

バカみたいに軽い「Glam Duffel」(45L / 50cm × 27cm × 20cm / 415g)

ノースフェイスで見つけた、バカみたいに軽くて容量の大きいバックパックというのがこれです。

バックパックとダッフルバッグの2wayで、メインは1気室でポケットもほとんどついてない超絶シンプルなつくりです。たたむと、これまたバカみたいに小さくなるので、ふだんしまっておくときも便利です。

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「2wayダッフルバッグ」はこんなひとに向いています

「Glam Duffel」は、バックパックとダッフルバッグの2wayになっているやつです。「2wayダッフルバッグ」と検索すると、いろんなのが出てきて捗ります。

このタイプのバッグは、とてもシンプルなので

  1. 預けられるところがあれば預ける派
  2. サコッシュなどの持ち歩きバッグは別に持つ
  3. シンプルに1気室でいいので大容量ほしい
  4. 基本、旅行にパソコン持っていかない
  5. バックパックに5万円とかかけるの、ちょっと抵抗ある

というようなタイプのひとに向いてます。

 

普通の大容量のバックパックというのは、基本的に、これと真逆のひとに適したつくりになっていることが多いです。

  • 旅行中ずっと背負いっぱなし
  • これだけで全てをまかなう

が前提のため、いろんなものが小分けに収納できて、すぐに取り出しやすくなっている。

 

私の場合は

  • 着替えや洗面用具などを入れた大きな荷物はホテル入るまで使わないから、コインロッカーとかホテルのフロントとかにすぐ預けちゃう
  • 持ち歩きバッグはべつで持つ

というスタイルなので、大きな荷物は「いっぱい入ればなんでもいい」んですよね。逆に、いろいろポケットがたくさんあると、しまうのも面倒だし、どこに何を入れたか忘れて次の旅行のときにやっと発掘したりするから、「ポケットむしろないほうがいい」んです。

 

あと、旅行にパソコン持っていくと、旅に集中できなくて「なんにもたのしくない」ということがわかったので、パソコンは持ってかないことにしてます。パソコン必須派のひとは、パソコン専用スリーブのあるバックパックのほうがなにかと安心でしょう。

キャリーケース+バックパックの2wayタイプはおすすめしません

スーツケースを持っていくか、バックパックにするかを迷ったときに、「どっちにもなるやつならいいんじゃね」と思うことはよくあると思うのですが、これはあまりおすすめしません。

  1. キャリーケースの機能が不十分(多くの場合、タイヤが「2つ」しかついてなく、非常に取り回しづらい
  2. バックパックとして背負うときに重い(重いので、背負わなくなる)

という理由で、結果として「背負うことはほとんどない、ただのめっちゃ使いづらいキャリーケース」になってしまう可能性大だからです。

引き合いに出して悪いんですけどこういうやつです。タイヤが2つしかついてないと、特に空港とか駅とかで取り回す時に「斜めに倒してひっぱらなくちゃいけなくて、めちゃくちゃ場所をとって邪魔」です。4つタイヤがあれば、スマートに立てたままコロコロできます。

一度の旅行の中で「ころがしたり背負ったりどっちも使いたい、どうしても」ってなることはないと思うので、迷っていても、使う場面を吟味して、「背負いやすい」「転がしやすい」どちらかに特化したものを選んだほうがよいです。

私はシンプルに、海外はキャリーケース、国内はバックパックと割り切ってます。

 

無理に荷物を少なくしなくていいです

だいたい、バックパックでの旅をすすめる記事には「旅は身軽なのが一番」「荷物はできるだけ減らそう」とか書いてありますけど、そういうアドバイスは大抵「既に旅が得意なひと」が書いてますので、初心者は「そうなのか〜」とか思って真似しなくて大丈夫です。ちょっとずつ旅に慣れてきたら、自然と荷物が減ります。

私は長年勘違いしていたのですが、「とにかく荷物が少ないほうがかっこいい」のではなくて、あくまで「旅慣れてるひとがかっこいい」だけです。

私は、「着替えは現地で買えばいい」というのを真に受けて、1週間ぐらいの旅行で洋服をケチって持っていった結果、現地でわざわざユニクロを探してとんでもなく右往左往したり、サイズがよくわからなくて現地で買った服を無駄にしたりしました。「着慣れてるいつもの服」を持っていったほうが絶対いいです。

 

超過重量が心配だというひとは、携帯用のスケールを荷物に入れておけばよいです。

安くて軽いシンプルな「2wayダッフルバッグ」リスト

前置きが超絶長くなりましたが調べてみて良さげ、と思ったバッグまとめです。

多機能バックパックに比べて「わりと安い」「軽い」のがいいところですね。

ちなみに、大きさはJALANAの機内持ち込み手荷物サイズ「55cm × 40cm × 25cm」を越えないものを選んでみましたが、LCCではそれより小さいところもあるのでご注意ください。

 

プーマ(40L / 53cm × 25cm × 25cm / 675g)

シンプルに、安い!です。

チャムス(51cm × 28cm × 24cm / 700g)

いろんな色があってかわいー。

GREGORY (40L / 54.5cm × 29cm × 25.5cm / 900g)

Columbia (40L)

patagonia (45L / 49cm × 26cm × 25cm / 780g)

パタゴニアのも、ノースフェイス同様、パッカブルです。

吉田カバン(Sサイズ:30L / 49cm × 26cm × 22cm / 1050g)

こちらは3wayで、いろんな機能がついてて正直安くはないですが、みんな吉田カバン、お好きだろうと思って入れておきました。

併用すべきバッグの仕分けアイテムと、持ち歩き用バッグ

とにかくシンプルなので、荷物の仕分けは自分の用途にあった使いやすいポーチを併用しましょう。

といっても私は、「着替えと、洗面道具、ガジェットのポーチ」ぐらいのざっくり感でしかわけないのですが、気に入って使ってるのはこんなところです。

 

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カメラの充電器などのガジェット類は、クッションケースに。

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洗面用具ケースは、無印のが大人気なんですけど私はこのレベルですら「なんかポケットいっぱいで煩わしい…」と思ってしまうので使ってません。どんだけポケット恐怖症なのか。ポケット恐怖症じゃない方にはおすすめです。

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わたしはもう、「ただのナイロンポーチ」としか言いようのない1気室のやつ使ってます。

旅の持ち歩きは、ずっと「サコッシュ」と「notabag」の2つで定番化しています。どちらもバカみたいに軽いのがいいところです。

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presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0