できるだけがんばらないひとりたび

団地で暮らす旅好きミニマリスト・田村美葉(みは)

旅行用バックパック、なんと容量45Lの徹底的に軽いバッグ「Glam Duffel」が便利でした

海外旅行ではキャリーケース派の私ですが、国内の旅ではバックパックを使用しています。徹底的な荷物の軽量化に励んでいた昨年秋。その一環として導入した、THE NORTH FACE の「Glam Duffel」がめちゃくちゃ軽くて便利だったので、ご紹介します。 

 

国内旅行でバックパック派な理由は、「駅前コインロッカー」を利用したいから

国内旅行でバックパックを選ぶ理由は、電車で途中下車しながら旅をすることが多いので、駅前のコインロッカーを利用したいためです。コロコロのついてるキャリーケースだと、大型コインロッカーにしか入らないことが多く、お金も微妙に高いし、そもそも大型ロッカーがない駅で途方に暮れてしまうから。

マリメッコの「ミニウィークエンダー」というシンプルなショルダーバッグが気に入ってたんですが、色褪せが目立つようになったのと、腰痛はんぱない、という理由から、同じくシンプルな旅行用バックパックに切り替えようと思い立ちました。

 ちなみに海外ではソフトキャリー派。すぐにホテルに預けちゃうから。選んだ基準は、機内持ち込みぎりぎりいっぱいサイズで、とにかく派手なやつ。 

容量15〜18L程度の、デイパックを選ぼうとしたら店員さんに止められました。1泊10L以上が基準らしいです

もともとミニウィークエンダーもそれほど大きなカバンじゃないので、最初に代替としてみていたのは、小さい通学、通勤用のデイパックだったんですけど、

お店のお姉さんに、「秋冬の旅行で」「2泊で」ということを伝えたら即とめられました。1泊10Lが基準で女子はそれ以上みた方がいいと。「ヘアアイロンとか持っていくじゃないですか」と言われましたがそもそも持ってないな。デイパックだとだいたい、15L〜18Lぐらいなので、ヘアアイロン持っていかなくてもまぁ厳しいですね。3泊4日ぐらいでも使うことを考えたら、30Lはほしいかな。

でも、30L以上のバックパックっていうと、山登りみたいなやつになっちゃうんですよね。

重さは30Lで990g。

こういう「本格バックパッカー」みたいなやつは、持ってたこともあるんですけどちょっと苦手なんです……ポケットがいっぱいあると、どこに何を入れたかわかんなくなっちゃうんですよね!

ミニウィークエンダーはシンプルに1気室しかほぼないところが気に入ってました。

 

シンプルとかけ離れてるけど可愛くて迷ったのは、3WAYのダッフルバッグ。すごく旅行カバンっぽい見た目なんだけど、リュックの肩紐がでてきてそのままかつげるんです。えー!可愛いー!可愛いんだけど、まったく想定していたやつと違うし、いちいち肩紐出さなきゃで使いにくそうだし、重いしでやめました。でもこれ持って温泉旅館とか行きたいー。 

選んだのは、驚異の390g、その名も「Glam Duffel」

お姉さんがどんどん出してくれる登山っぽいバックパックを尻目に、お店のマネキンがかついでた、すごく軽くて使いやすそうなやつを見せてもらいました。それが、秋に出たばかりだった新商品の、「Glam Duffel」。

シンプル、1気室、バックパックにもショルダーにもなる、そしてめっちゃ軽い、というポイントが、目的とぴったり合致したので、これを選びました(お姉さんは「え、これかよ?」という顔をしていた)。 

本当は「臨時用」の軽量パッカブルバッグ。バカみたいに容量がでかいのに、コンパクトに収納しておけるのが盲点でした。

これ、本当はエコバッグみたいにコンパクトに折りたためるバッグで、用途としてはスーツケース以外に荷物が増えてしまったとき用とかを想定されている、「臨時バッグ」の位置付けなんですよね。

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折りたたむとこのぐらい小さくなります。

サイズ比較しているのは、最近使っている財布。

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これが、取り出して広げるとこんなに大きくなります。横に並べているのは、13インチのMacBook、ふつうのA4サイズのデイパック。中身が入ってないのでわかりにくいですが、びっしりつめると2倍以上、45Lまで入る。

それなら十分だ〜とか思って買ったけど、よく考えたら海外用のソフトキャリーより全然でかいです。それなのに、390gしかない。

 

「45Lもあるバッグをサブ用に持ち運ぶことなんて、ないよなー」と思っていたんですが、これ、旅行用バッグなので、小さくコンパクトになるとふだん収納しておくときめちゃくちゃ便利だということに気づきました。

すでに、一番大きなスーツケース、機内持ち込みソフトキャリーの2つがクローゼットを陣取っているので、もし上の3WAYダッフル買ってたらおく場所に困っただろうとおもいます。

ショルダーに厚みがあって、重い荷物を入れても大丈夫です 

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伝わるかわかんないんですが、生地はかなり薄めの70デニールのナイロン素材で、いわゆるエコバッグっぽい質感。カサカサ、ペラペラしてます。

なんだけど、つくりはしっかりしていて、ショルダーの部分なんかはかなり厚みのあるクッションが入っています。というか、厚みがあるのはショルダーだけで、他の部分はまったくペラペラ。底もペラペラ。ポケットとかもほとんどなし。1気室です。

 

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ポケットからは持ち手が出てきて、肩掛けでダッフルバッグとしても使えるようになってる。でもこの持ち方、ほとんどしなかったな。

 

私はこれで、秋の長崎2泊3日、真冬の北海道2泊3日の旅に出たのですが、セーターなどかなり厚めの衣類をいっぱい持って行った冬旅で、まだけっこう余裕があるぐらいでした。とにかく軽いし、いっぱい入るから、ケチケチして寒い思いをしなくてよくて、助かりました。

 

おすすめは、私の中で大好評のハンズのウォッシャブルポーチと一緒に持っていくこと。ちょうど、これのMサイズが縦に2つ並べて入るので、1気室しかなくてもすっきり荷物をつめることができます。

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背中側にジッパーがあり、持ち手が4方向についている不思議な構造が、意外に便利

もっぱらリュックとして使っていて、ショルダー用の持ち手が活躍することはなかったのですが、いろんな持ち方で持てるこのバッグ、ちょっと不思議なのは「背中の真ん中」にぱかっと開くジッパーがついていること。

荷物入れにくいかな?と思ったんですがそんなこともなく、特に冬の北海道では天気も悪かったので、撥水性のある素材で濡れることを気にしなくてよかったのがすごく便利でした。

 

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もうひとつおもしろいのは、上下左右関係なし、カバンの4方向に持ち手ベルトがついているので、飛行機の上の棚にてきとうに突っ込んでも引き出すのとか便利でした。

 ベルトがついていて容量を絞っても使えるので、小さめ旅客機乗るときとか、小さめコインロッカーにもちゃんと入りますね。

 

カサカサ、ペラペラが気にならない人には超おすすめ!

ペラペラなのがどうかな?と思っていたんですが、とにかく軽くて、大容量の荷物をしっかり背負って持ち運べるバックパック、すごくよかったです。函館では、コインロッカーに入れるのが面倒になっちゃって、背負ったまま観光してましたがぜんぜん平気でした。

ちょっとカサカサした独特の素材が平気なひとには、すごくおすすめ!

色は、ブラック、カーキ、ネイビーの3色展開です。

同じ2wayダッフルバッグをいろんなブランドで比較してみたので、ノースフェイス以外でお探しの方はこちらもどうぞ。

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あまりにも気に入りすぎて、ふだんのデイパックもこのシリーズに買い換えてしまいました。これもすごくよかったのですが、また別の記事に。

国内も海外も、メインのバッグ以外の持ち歩き用は「サコッシュ+notabag」ですっかり定着しています。

 

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presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0