Amazonで買って、国内で設定しておける海外用プリペイドSIM「SIM 2 Fly」が便利。次回からもこれにしようって思いました

海外でスマホを使う方法について何度かご紹介してきましたが、台湾旅行の際に見つけたAmazonで1,500円ぐらいから買えるプリペイドSIM「SIM 2 Fly」がとても便利で、次回もこれにしよう、と思ったので紹介します。

 

ちなみに「SIMフリー」のスマホを持っている人向けです。

SIMフリースマホを持っていない人はこちら。

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SIMフリースマホ導入手順はこちら。

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「SIM 2 Fly」のメリット

Amazonで買える

「SIM 2 Fly」はタイ国内トップシェアを誇る携帯電話キャリアAIS(日本でいうとドコモ)による、旅行者用のプリペイドSIMです。本来は、タイの人が海外旅行するとき用に販売されているものです。

タイ国内の空港やコンビニで買えるのはもちろん、公式ではありませんが、Amazon楽天で様々な業者から購入ができます。封筒にいれて、ポストインで数日で届き、送料無料のところがほとんど。便利です。

 

複数の国で使える

基本的に「アジア周遊」「ヨーロッパ・アジア周遊」「タイのみ」の3種類がネットでは売られています。

実際に複数の国に行く場合に便利なのはもちろん、行く国によってまた違うキャリアのSIMを新たに試さなくていい、というのが心配性な私には嬉しいポイントです。いつも同じものを使う安心感って、大事ですよね。

 

アジア周遊の場合は以下14ヵ国(1,500円ぐらい):

日本・韓国・台湾・シンガポール・オーストラリア・インド・ラオス・香港・マレーシア・マカオ・フィリピン・カンボジアミャンマー・ネパール

 

ヨーロッパ・アジア周遊の場合は以下を加えた62ヵ国(3,600円ぐらい):

【ヨーロッパ】
アイルランド イギリス イタリア オーランド諸島 オーストリア オランダ ギリシャ スイス スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島 スウェーデン スペイン チェコ ドイツ ノルウェー ハンガリー フィンランド フランス ベルギー ポルトガル ロシア デンマーク セルビア

【そのほか】
オーストラリア ニュージーランド

【アメリカ】
アメリカ(サイパン・グアムは除く) カナダ

【中東】
オマーン カタール トルコ

【アフリカ】
南アフリカ共和国

 

※2017年9月現在。最新情報は購入先で適宜確認してください。

 

日本でもつながる

日本では、ソフトバンクの回線につながります。

自宅や空港で設定しておいても、国内でもちゃんと使えるのが嬉しい。

旅行先で余った容量も、国内で使えます。

アジア周遊なら3GBで1,500円ぐらいなので、普通に国内でデータ通信容量が足りなくなったときに使っても割安だったり?

 

国内で設定でき、空港に到着後、すぐに使える

一番大きなメリットはこれだと思っています。

個人的に、海外のひとり旅でスマートフォンは命綱なので、「つながっていない時間」は非常に心細く感じます。

空港でSIMやWiFiルーターを探して彷徨ったり、オペレーターさんと英語で拙いやりとりをしたり、つながるかどうか不安に感じる時間がゼロになったので嬉しかった。

あと、空港に着いてすぐ、かなり待つことが多い入国審査の時間中に、いろんな調べ物ができるのも嬉しい。

 

データ容量込みでこの価格。別途、データ容量購入や登録をしなくていい

プリペイドSIMには、カードをさしたあとにキャリアのホームページにつなげて、別途データ容量を購入したり、会員登録をしたりしなくてはいけないものがあり、これだと「必ずWiFiにつながる環境で作業しなくちゃいけない」というデメリットがあるのですが、SIM 2 Fly はデータ購入や登録が必要ないので、そのまま使えます。楽チン。

 

Amazonで買えるプリペイドSIMはほかにもありますが、単純にAmazonの販売価格だけで比較すると、「カードだけ」の値段で売っているものもあるのでご注意ください。そういうやつは、データ容量購入に別途、お金がかかります。「SIM 2 Fly」は、3GBまで、あるいは4GBまでのデータ容量込みの価格です。

 

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たとえば国内MVNOのmineoプリペイドSIMは「カードだけの値段」で3,000円、データ容量は1GBで9,800円です。引き合いに出して悪いですがこれは……高いですね!(Amazon販売ページから引用

 

「SIM 2 Fly」のデメリット

一番安いというわけではないです

Amazonで買えるプリペイドSIMはほかにもありますが、「SIM 2 Fly」はお得な価格の部類に入ると思います。

ただし、タイ国内で買うよりも1〜2割増しで販売されていることが多いので、一番安いわけではありません。また、台湾などほかの国でも、現地キャリアのSIMを現地で買うほうが安い場合もあります。

私が使ったのは台湾3日間ですので、1日に割り戻すと500円ぐらいになりましたが、それでも、上記のメリットを含めて十分選ぶ価値はあるかなと感じました。

 

公式のサポートはないので自力でがんばることになります

特に設定とか登録とかが必要にならないのでほとんど問題ないのですが、もしつながらなかった場合、公式のサポート先はタイ、ということになるので、自力で頑張ることになります。

もし日本語サポートが必須と感じるなら、日本の空港でのWiFiルーターレンタルがおすすめです(日本キャリアのプリペイドSIMは正直、高すぎです)。

 

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容量無制限ではありません

「SIM 2 Fly」には、3GBまで、あるいは4GBまでのデータ容量があらかじめついていますが、データ無制限ではありません(制限を越えると、低速の128kbpsでつながります)。

容量を追加購入する方法も一応あるにはあるようですが難しいので、もしものすごくたくさん使うという人は、2枚買っておくといいかもしれません。使わなかったとしても、次回の旅行にもまわせます(ただし使用期限に注意)。

 

通話も利用したい人には不向きです

SIMカードを入れ替えることになるので、普段使っている電話番号は使えなくなります。

また、AISの番号で音声通話をするには設定が必要らしいので、ふつうに電話としても使いたいひとには不向きです。

LINEやGmailなどはいつものアカウントが使えるので、ネット回線を利用するLINE電話などを利用するとよいです。

「SIM 2 Fly」の使い方

前提条件:「SIMフリー」で、「決められた周波数に対応」したスマホを持っていること

SIM 2 Flyを使うには「SIMフリー」のスマホが必要です。SIMフリースマホを入手する手順はこの辺りを参考に。

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また、決められた周波数に対応したスマホである必要があります。

SIM 2 Fly の4GB回線を使うための周波数は「2100MHz帯」です。

私は対応周波数なんて見たことも聞いたこともありませんでしたが、これは日本でもメジャーな周波数なので、よほどマニアックな端末を持っている場合でなければ大丈夫とのこと。

また、iPhoneの場合はほとんどの周波数に対応しているそうです。

 

SIM 2 Fly を買う

Amazon楽天で、SIM 2 Fly と検索して購入します。

選ぶポイントは以下4つ。

 

  • 行きたい国にあわせて選んでください。基本的に「アジア周遊」「ヨーロッパ・アジア周遊」「タイのみ」の3種類です。
  • 容量は「3GB」と「4GB」の2種類あります。4GBのほうが高いです。私はふだん、月3GBのプランを利用してるので、1日100MBという計算になりますが、1日中外を歩き回って地図などでネットを使い続けるとして1日500MBぐらいあれば十分かと。アプリなどで、日頃自分がどのくらい容量使っているか確認しておくとよいです。
  • 日数はアジア周遊で8日間。ヨーロッパ・アジア周遊で15日間。これより長い期間になるひとは、複数枚買う方法もありますが、ほかのものを選んだ方がお得かも。
  • 3G回線、4G回線(LTE)の両方につながります(容量の記載とごっちゃにならないように注意)

上記以外のものもあるかも。2017年9月現在の情報です。

 

それ以外の注意点としては、公式通販ではないので、出品業者の評価を確認すると良いかなと思います。

 

SIMカードは小さいので、ポストインで届きます。

私の買った業者さんでは、定型サイズの封筒に以下の物が入っていました。

すごく普通の封筒に入っているので、見逃さないように注意です。

  • SIM 2 Flyのパッケージ(SIMカードと、英語のマニュアルつき)
  • 日本語のマニュアル

 

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上が、業者さん作成の日本語マニュアル。下が、SIM 2 Flyのパッケージ。

 

SIMカード を携帯にセットする(旅行前日などがベター)

パッケージを開けてSIMカードを取り出し、携帯にセットします。

  • 日数と通信容量のカウントがスタートするので、旅行前日などにセットするのがベターです
  • SIMのサイズは、標準、マイクロ、ナノの3つに対応しています
  • iPhoneの場合、SIMピンが必要です
  • いつも使っているSIMカードをはずしたあとなくさないように注意しましょう

 

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パッケージを開けるとこんな感じです。

 

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切れ込みが入っていて、標準サイズ、マイクロサイズ、ナノサイズの3パターンで使えます。特殊な工具など必要なく、指ではずれますが、慎重に。

 

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スマホSIMカードをセット。iPhoneの場合はSIMピンが必要です。iPhoneを買ったときの箱に密かに入っていますが、見当たらないひとはクリップなどで代用しましょう。

ふだん使っているSIMカードも、なくすと再発行手数料が地味に高い(3,000円とか)なので、なくさないように注意。私は耳栓が入っていたケースを使ってますが、世の中にはもっと便利なSIMカードケースというものがあります。

 

iPhoneの場合、カードをセットし、スマホの電源を入れると、勝手につながります。APN設定は出てきませんでした
SIMカードをセットして、スマホの電源を入れると、iPhoneの場合、勝手につながります。日本国内では、ソフトバンクの回線につながります。
そのまま旅行当日、台湾についたときも、何もしなくても現地のキャリアに勝手につながりました。便利です。
 

はじめ、iPhoneでもマニュアルにある通りの設定が必要なのかと思って、「APN設定」をしようと試みたのですが、そもそもiPhoneでは「APN設定」という項目が出てこなくて右往左往してしまいました。

これは、「キャリアによるプロファイルが設定されていると、APN設定は出てこない」ということのようで、日本(Softbank)、台湾の両方とも、キャリアプロファイルが勝手に設定され、APN設定画面は出てきませんでした。

出てこない場合は勝手につながっている、ということがほとんどなので、マニュアルの設定手順を無視してしまって大丈夫です。

 

Androidの場合、APNの設定を確認してください

日本語マニュアル、英語の公式マニュアル両方に「APN設定」の方法が書いてあるので、それを参考にしてみてください。

基本的には以下の設定です。

  • 名前 :  AIS
  • APN : internet
  • ユーザ名 : 空欄のまま
  • パスワード : 空欄のまま
  • 認証 : CHAP 

SMSがいくつか届きますが、気にしなくてよいようです

無事につながると、AISからタイ語の読めないSMS、「つながりましたよ」というお知らせの英語のSMS、キャンペーン情報などのSMSが届きます。つながった証拠、ぐらいに思っておけばいいみたいです。その後もしつこくスパムのようにSMSが届くというようなこともありません(AISの番号宛に届くので、日本のキャリアに戻したあとは、届きません)。

 

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届いたSMSは3種類。左から、読めないタイ語のSMS、「パッケージがアクティベートされたよ」「期限はいつまでだよ」というメッセージ、よくわからないけどたぶんアドオンの宣伝のメッセージの3種類。

つながらないときは設定を確認。「モバイルデータ通信をオン」「データローミングをオン」です

基本的に、国内と同じ設定でOKですが、もしつながらないときは設定を見直してください。

iPhoneの場合、「モバイルデータ通信をオン」(SIMを使って、電話だけじゃなくてネットもつなげる設定)、「データローミングをオン」(現地のキャリアを使う設定)です。

プリペイドなので、設定によって莫大な通信費を請求されるようなことはありません。

 

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基本的にSIMを差し替えるだけで簡単につながるSIM 2 Fly、とても便利なので、海外へ行くときはもうこれで決まりかな、と思いました。

SIMフリー端末を持ってるひとにはおすすめです。