できるだけがんばらないひとりたび

団地で暮らす旅好きミニマリスト・田村美葉(みは)

明洞は急坂だらけ。ソウルタワーへ行くには斜行エレベーターで登ると便利

ソウルの原宿と言われている明洞は駅の南側に「南山(ナムサン)」という山がそびえ立っていて、ものすごく坂道が多いです。

この南山のてっぺんにNソウルタワーがあるのですが、「ケーブルカーに乗ろう〜」と思ってMapで調べて歩いて行くと、大変なことになります。

南山オルミという斜行エレベーター(無料)ができたので、これに乗ってケーブルカー乗り場まで行きましょう。

 

明洞駅からソウルタワーへの道順マップ

行きの道順

明洞駅の西側にある大きな十字路から南へ向かう大通りはその先がトンネルになっていて、トンネル入り口の手前に斜行エレベーター「南山オルミ」があります。

徒歩で向かうときも、この十字路から比較的ゆるやかな坂を登っていってもいいのですが、ここは幹線道路で道沿いに商店などもなく殺風景です(ソウルタワーへ行く観光客は歩いてますが)。

私のおすすめは以下のルート。学生向けっぽい小さな飲食店や、昔ながらの韓国の住宅、それを利用したゲストハウスなどいい感じの商店街を抜けながら楽しく歩けます。

途中激坂ゾーンもありますが下りなので大丈夫です。

以下の地図、オレンジのルート(赤が激坂ゾーン)。

 

 

帰りの道順

帰りはオレンジのルートのまま帰ると激坂ゾーンを逆に登らなくてはいけないので注意してください。斜行エレベーターに乗らず、激坂ゾーンを逆に下っていく緑のルートか、斜行エレベーターに乗って幹線道路まで出て、大きな十字路を目指すのがおすすめです。

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Mapを信じてたらこういうところをえっちらおっちら登ったりしなきゃいけない感じになるので注意。

 

DSC00610.jpg というかもう階段だし。地形ファン、階段ファンにはたまらないエリアです。

斜行エレベーターでケーブルカー乗り場へ。無料です。

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斜行エレベーターはこんな感じ。係のひととかはいなくて勝手に乗ります。

 

降りたらケーブルカーで一気に頂上へ。

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エレベーターを降りたら、今度は切符を買ってケーブルカーに乗り込みます。

運転は約10分間隔。乗車時間は3分ほど。値段は大人往復8,500ウォン、片道6,000ウォン(2017年)。運行時間は「10時〜23時」です。

ケーブルカーの時点で結構景色が綺麗です。

 

ソウルタワーからの眺めはこんな感じ

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ケーブルカーを降りたら階段をのぼったりと少し歩きます。ふもとに着いたらチケット売り場があるのでチケットを購入。

営業時間は「10時〜23時(土曜は24時)」、料金は大人10,000ウォン。

エレベーターに乗っててっぺんへ。高さは236mで東京タワーより低いですが、243mの南山の頂上にあるのでそこそこ高いな〜という感じです。

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すごく曇った日に行きましたがこんな感じ。韓国は団地天国なのでそのへんの知識をもって行くと興味深い建物がいろいろとありました。

 

事前購入でチケット代20%OFFのサービスあります

現地のツアーやチケットを日本から予約・支払いできるサービス「Voyagin(ボヤジン)」に、Nソウルタワーのチケットが出ていました。大人10,000ウォン(約1,000円)のところ、820円と20%OFFで購入できるので、行くぞー、という方はこちらで購入されるといいかもしれません。

メールで送られてくるEチケットをチケットカウンターで見せるだけ、と便利なサービスなので、他のツアーとかも探してみたいですね。

 

バスでも行けますが結構歩くらしいです

Nソウルタワーへのアクセスは、ケーブルカーに乗らずバスという方法もあります。ケーブルカーの料金が節約できますが、バス停で降りてからこちらも坂道を3分ほど歩くらしいので注意。

 

登るべきか、登らざるべきか?

旅行先のタワーに関してですが、わりと入場料が高いうえに(ソウルタワーは安いですが)「ちょっといまいちかなー」みたいなタワーも結構あります。なんといっても、ベタ中のベタみたいな観光地ですから、ある程度は仕方ないのです。

普通はがっかりしないように事前に下調べすると思うのですが、そうするとせっかく調べたのにいまいちだった場合に、がっかり度がより増してしまいます。良い口コミを書いてた人を恨んだりして(経験済み)。

そこで私は、「タワーめぐり」を趣味のひとつに入れてしまいました。「タワーがあれば必ずのぼる」のが旅のミッションです。ついでに「タワーのスノードームをゲットする」というもうひとつのミッションも課してます。そうしてから、高かろうが安かろうが、どんな場所だろうが関係なく、登った後には「ミッションクリア」という充実感が確実に得られるようになりました。

コスパなんて、主観以外の何者でもないので、そういうのもありだと思います。

もちろん、「タワーは絶対のぼらない」というルールもありです。

 

そのあたりの心構えに関するまとめはこちら。

www.dekirutabi.tokyo

 

 

 

明洞のホテルなど韓国おすすめ情報はこちら

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presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0