社会人になって10年経ったら勝手にできるようになっていた18の普通のこと

 

「これから社会人になるよ/これから就活だよ。ノウハウ教えろ」という方も多いタイミングのような気もしますが、そういう方にお伝えできるのは「10年も経てば勝手にできるようになっているので、今やっておくべきこととか、読んでおくべき本とか、特にないよ」というまったくのゼロ回答ですので、どうぞ時間を無駄になさいませんように。

 

では、ごくごく普通のまとめです。

 

1. 電話に出る

まずこれ。最初は「私はきっと人より耳が悪いんだ……」と絶望するぐらい聞き取れなかったおじさんの声を聞き返すことがなくなりました。『笑っていいとも』を初めて見たときタモリさんの言っていることがほとんど何も聞き取れなかったのと似ています。

2. 電話をかける

そしてこれ。家族とご飯を食べるときに代表してお店に予約の電話をすることですら鬼のように拒絶していた頃がなつかしいです。

3. 必ずしも電話しなくていいときも電話をかける

さらにこれ。予約は致し方ないとしても「今日、営業してますか?」とお店に電話するのが嫌でわざわざネットで調べたりもしていました。メールなどの代替手段が残されているときにひたすら電話を回避するという行動をとらなくなったのは社会人3年目ごろです。

4. ひとに自分のミスを話す

「あ、やべ」と思ったら、やばければやばいほど速く「とりあえず隠さずに身近にいる人にすぐ話して懺悔しておく」という手法を身につけました。「ホウレンソウとはこのことか!」と気づいたのは転職2社目ぐらい。

5. ひとに心配事を話す

受験生の家庭教師をお願いされそうになったとき「他人の人生を背負うなんて絶対に無理」と思って絶望して以来(絶望しやすい性格です)、どうにかしてそういう責任が皆無の仕事に就きたいと思っていましたが、会社なら誰かに相談することで「自分だけの責任」なんてものは容易に回避できます。「ホウレンソウとはこのことか!」と……。

6. 会う約束をする

誰かと約束を取り付けるのが苦手すぎて友人とすぐ疎遠になってしまうのですが、反復練習により仕事なら適切な手順でスケジュール調整できるようになりました。プライベートだと未だに苦手で「この日やるから来れる人は来て」スタイルが好きです。 

7. ひとにお願いをする

「誰かにお願いするくらいなら自分でやる」と思っていましたが、これも反復練習により仕事なら適切なひとを見つけてお願いができるようになりました。これもプライベートだと未だに自分ひとりだけですべて完結することばかり好き(同人誌の発行とか)。

8. 面接で普通に話す

面接が本当に辛すぎてもう二度と就活なんてしない。と思っていたけれど、転職活動のときには苦ではなくなっていました。既に職があるというという安心が全然違うわけですが、その会社の商品が好きで、ここで働きたいな、と思う会社の方とお会いして話すのは、結果の如何問わずどの会社でも楽しかったです。

9.  怒られたら謝る

怒られたときに「でも私が悪いわけではないし」と心密かに(もしくは露骨に)いつも逆ギレしていましたが、即座に「すみません〜!」と謝ってまったく根に持たないひとを間近に見て驚愕して以来真似してます。 

10. 怒られても絶望しない

逆に、怒られたときに「こんなミスをしてしまったのは私のもともとのコミュ障な性格がいけないのだ」と自分で人格否定して絶望的な気持ちになることも多かったのですが、書いているとおり、障害の数々は反復練習の成果により勝手にできるようになっていたことが多く、あの絶望無駄だったなぁ〜。

11. 怒ってるひとに怒ってる理由を聞く

逆ギレするのも絶望するのも、怒ってるひとの怒ってる理由を理解してなかったから、ということが結構ありました。言い訳するのではなく怒ってる理由をちゃんと聞くほうがその後ためになります。ちなみに、言い訳はメールでできますが理由を聞くのは直接じゃないと無理なので、メールで怒られたときには返信せずに即電話、もデフォルトになりました。 

12. 事前に確認をとる

とはいっても怒られるのは事前に回避したいので、不安な部分は「確認しましたよ?いいんですね?」と言質をとるつもりで確認しまくってから進めるようになりました。 

13. ひとに質問をする

大学で先生に質問をしに行くなんて発想は私になくて、いつもテストやレポートでいちかばちかの勝負をしていたわけですが、仕事ではいちかばちかにならないように、わかんないことをあらかじめ聞けるようになりました。特に絶対聞くべきことは細分化すると14〜17のようになります。

14. 期限までに仕事をする

え、いつまでって言われてなかったからまだやってませんけど。ってなりがちなので真っ先に期限を確認します。

15. いつまでに何やるか決めておく

最終的なゴールだけだと途中でやきもきする人が出がちなので「じゃ、次のタイミングにここまでやっておきますね〜」と途中にマイルストーンを置きます。 

16. 優先度順に仕事をする

楽しい仕事ややりたい仕事から先にやりがちなので、重要度を確認します。

17. 延々と時間をかけない

あわせて、楽しいと熱中して延々と時間をかけがちなので、どのぐらいの時間をかけるべきか確認します。

18. テレパシーを使わない

逆に、人にお願いをするときは「こうするのが普通だよね?」というテレパシーを使わない。ひとにとっての普通はいろいろ違っていることがほとんどなので言葉にして確かめるようになりました。「結局自分がやったほうが早いんですけど〜」とイライラすることがなくなります。

 

 

書き出してみて、あらためて強く伝えたいと思ったのは。

これは、「できて普通のこと」ではなくて、「できなくても普通のこと」だったなぁ、ということです。

それがわかんなくて、ずっと普通のことが普通にできずに苦しんでいたけど、たくさん練習すればできるようになることもあるし(電話をとるのは1週間ぐらいでできるようになりました)、できなくてもじつは困らなかったりもします(2社目の会社は総務以外の席にそもそも電話がありませんでした)。

「地球にはすごくたくさんひとがいるので、他人と関わるのが苦手なひとがいても問題はない」という一見矛盾したテーマは今後も大切にしていようと思います。

 

参考

このあたりの記事にたぶんインスパイアされています。

とてもおもしろかったし励まされました。ありがとう。

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 あんまり関係ないけどこの本も好き。